自分のゲーム史とゲーム業界の流れを分析しながら語る。(幼稚園~小学校低学年時代)
本当に面白いゲームってなんだっけ
最近、スクフェス以外にもソシャゲを始めてみました。(ゲーム会社やITベンチャーのインターンとか就活の関係なんですが、この辺りは年始にでも書きます。需要があるかもしれないので。)
色々とやってみて思ったこと。
それは、やっぱりソシャゲは合わないなぁ...ということです。DQMSL(ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト)辺りは少し楽しいかなぁ、と思ったのですが理由を考えてみれば至極当然。
ドラクエってブランドを楽しんでいただけなんですよね。
自分が楽しめるゲームってどんなのだったかな。昔はどうだったっけな。
なんて気になってしまったので、今回は自分がプレイしてきたゲーム史を語りながら、その年代に業界がどのように動いてきたのかを書いて行こうと思います。
自分のプレイしてきたゲームに沿わせるので、業界動向は甘くなるかとは思いますがご容赦ください。
みなさん自身に置き換えてみて考えるのも楽しいかもしれませんね。
ストⅡにハマった幼稚園時代 - 名作ゲームの大激戦時代
私は現在23歳の大学生です。この時点でちょっとプロフィールおかしいですよね?人生って色々あるものです。暗黒時代の話もどこかで書いてみましょうか。人生で悩んでいる人達の力になれるかもしれませんし。笑
さて、それは置いておいて。
私が初めてゲームをプレイしたのは、ストリートファイターⅡであったと記憶しています。アーケードが1991年、SFC版が1992年とのことですので、まぁ妥当でしょうか。
なんとなく初めてプレイしたときのことは覚えています。SFC版が出て2,3年経った頃でしたかね。もちろん、リュウが持ちキャラでした。笑
下蹴りばかりを繰り出していた覚えがあります。ガチャプレイしか出来ないのが悔しくて、軽やかに波動拳や昇竜拳を繰り出す従兄弟に師事していました。
両親曰く、私の負けず嫌いさが判明したのもこのストⅡだったらしいです。笑
ストⅡ以外にも、熱血硬派くにおくんシリーズのくにおくんの時代劇や、がんばれゴエモンシリーズなど、「ボタンを押してキャラが動いて攻撃、敵を倒す」というシンプルな動作のゲームにハマっていましたね。
まだ難しいストーリーが分かるような年齢ではありませんでしたし、謎解きなんてLEGOの組み立てが限界です。
ただ、シンプルに「ゲームって楽しい!」ということは全身で感じられていた時期なのではないかと思います。ゲームの楽しさを知って、ゲームにはまり込んでいくきっかけになったのは間違いないです。
実際に、この頃のゲームって今やっても楽しいんですよね。
さて、それは1992,3,4年くらいにはどんなゲームが流行っていたのか。
見てみますと...凄まじいラインナップでした。名作ゲームの宝石箱です。中でも、その後に自分もハマった有名どころを取り上げ見ると
1994 FF、MOTHER2、スーパードンキーコング、メトロイド
などなど。どうでしょう?今でも色あせない名作ばかりですよね。
この時代の特徴といえば、やはりどのゲームもかなり挑戦的なものであるということではないでしょうか。FFやMOTHERなどRPGのストーリー性の高さが突出しているものや、ロックマンシリーズやメトロイドなどの難易度の高いアクションが売りのもの、また現代でもライツビジネスで猛威を振るような、魅力的なキャラクター達も出てきていますね。
個人的には、美しいドット絵のゲームが多いのがいいなぁと思います。私は今も、ドット絵が至高のグラフィックだと思っています。笑
とにかくゲーム業界をもっともっと楽しくしたい!世界中の人に色んなゲームを楽しんで欲しい!というような声が聴こえそうなくらい、当時では革新的な内容のものが多かったのではないでしょうか。
まさに、現代の人気ゲーム達の始祖とも呼べる作品たちだと思います。
ドラクエ、ポケモン、ゼルダに踏み出した小学校低学年時代 - 任天堂64,プレステなどのイノベーションによる激動の時代
幼稚園の年長や小学生になる頃、ついに奴らが姿を現しました。
そうです、現代のゲーム業界をも蹂躙している(笑)化け物、ポケモンです。
ポケモンの勢いはすさまじかったですね。年長時代、クラスに20人ほどの子供がいたんですが、1週間ほどでほぼ全員がポケモン持ってましたからね!
ハナダシティでカメックスLv.65くらいにしていたバカがいたのを思い出します。笑
この頃には私も、昼は外で友達と遊ぶ、夕方は家でゲームに興じる、なんていうオタクの片鱗を見せ始めていました。みんなでワイワイやるよりも、一人でゲームをする方が好きで、クロノ・トリガーやロックマンX、ゼルダにハマり始めていましたね。
そして、同時期に64とプレステが猛威を振るい始めました。
口がポッカーンと開きましたね。なんだこのグラ!!!ポリゴン!?すげぇ!超綺麗!マリオがめっちゃ動く!前後左右自由自在!!!みたいな。
革命を起こしたスーパーマリオ64、驚異の奥行きスクロールのクラッシュ・バンディグー、友達が来たらまずはゴールデンアイ007かスターフォックス64!本当に面白いゲームだらけでした。
特にハマったのは、やはりゼルダの伝説時のオカリナ、スマブラ、そしてFF7でしょうか。やりすぎて親に怒られるのは誰しも通る道でしょう。
しかし、挙げてきた作品とは別に、この年代で特に心に残っているゲームがあります。
それは、グランディア。
知っている人は知っているかもしれません。FF7などの大型RPGの影に隠れて、莫大な売り上げこそありませんでしたが、私の人生の一作であることは間違いありません。私が今、ゲーム会社などを志望している理由にもなっているほど思い出深いゲームです。
「忘れられない冒険になる。」
この煽り文句が指す通りの作品でした。まさに、冒険している、探検しているという子供心と男のロマンをくすぐるストーリーに、風で髪やマントがひらひらとなびくのが分かるほど繊細なドット絵、そして斬新なバトルシステムなどなど、とにかく全てが最高でした。今でも、ゲームアーカイブスで購入しプレイしています。
そんな私の想いが詰まったこの年代、注目のゲーム達は
1995 クロノ・トリガー、テイルズ・オブ・ファンタジア、風来のシレン
1996 星のカービィスーパーデラックス、マリオ64、タイムクライシス
1998 ゼノギアス、時オカ、ギルティ・ギア、メタルギア、バイオ2
1999 スマブラ、ポケモン金・銀、クロノ・クロス、パワポケ
などといった感じ。これまた化け物級のゲームだらけですね。
なんというか、本当に多義に渡るというか。SFCなどで培われ様々なジャンルのゲーム達が生まれた後、さらに業界を進化させるために試行錯誤をしていったんだなぁ、というのが分かります。
モンスターファームの「ディスクを入れてモンスターをゲットする」というシステムや、メタルギアの「スニーキングミッション」に見られるステルスゲームの流行、またポリゴンを用いたグラフィックやゲーム音楽の向上などもでしょうか。
ハードがイノベーションを起こした。ならば、ソフトもまた追いつけ追い越せのクオリティで繰り出していかなくてはならない。この時代を創り上げたクリエイターの皆様に心からの感謝を伝えたいですね。彼らの誇りと執念がこれだけの画期的なゲームを産みだしました。
やっぱり、ゲームというのは常に新しい流れを創りだしていくものなんだなぁ、と思いましたね。ゲーム制作(ハード、ソフト共に)=イノベーション、と言ってもいいほど、新しいゲームには当時では考えられない程の技術や楽しみ方が込められていたように思います。
ならば、現代のソシャゲにはどんなものが込められているのでしょうか。
この段階で、ひとまず私の結論を言ってしまいますと、
「ソシャゲには何も詰められていない」ということですかね。
スマホ(ハード)=イノベーションなのは間違いないでしょう。業界も私たちの生活も劇的に変わりました。
しかし、ソシャゲ(ソフト)はイノベーションではないと思います。ガチャや課金という驚異の利益をぶち上げるシステムは業界からすれば、イノベーションだったかもしれません。ただ、ゲーマーである私からしたら、プレイしていて「新しい!びっくり!」なんて感想が出てくるような体験は一つもありませんでした。
このことに関しては、次の次?くらいにお話しすることになるかと思います。
語りたいことが多すぎて全然まとまらないです。
とりあえず、次回は小学生から中学生にかけてを書きたいと思います。