「恋愛はマーケティングだ！」片思い中のあなたに伝えたい僕の考え！～実体験を添えて～

自分という商品を！　相手に売り込め！

　これはモテない我が同志たちへの掲示である。モテ男達は引っ込むがよい。

　何言ってんだコイツと思っただろう。

　でも僕はこの考え方はあながち間違いじゃないと思っている。

　そう。

　恋愛は！！！　マーケティングなんだよ！！！

　おそらく世のモテ男たちは、素でこれができるんだろう。

　え？　俺テキトーにやって彼女いますけどwwwww

　とかいう貴様らは、「イケメン」とか「超面白い」とか「雰囲気イケメンwww」とかいう市場価値をすでに持っているからだろ！　

　じゃあ、そのほかの有象無象はどうすればいいのか？　

　自分を売り込むしかないじゃない！！！　

　僕は割と「高嶺の花」を目指して、断崖絶壁、道なき道を必死こいて進んで行くタイプです。好きになる子はクラスで１，２番人気のあの子、みたいな。

　「美人は三日で飽きる」とかいう妬み僻みMAXの格言あるけど、誰しも麗しの姫君とお付き合いしたいよね！　させてたもれ。

　僕の場合は、自分に自信があるわけじゃなく、

　①美人で

　②スタイルが良くて

　③サバサバしてて

　④ショートカットで

　⑤美人な

　人が好きなだけです！　そしたらあれだよね！　必然的にさ、とんでもねぇ相手がとんでもねぇ場所の頂きで待ち構えてんのさ！でも周りには競合がいっぱいいる！　築地のセリも真っ青な競合共が！！！　イケメンに始まり、バスケ部のエースだとか、大学ではサークルの先輩だとか！　くそが！！！　

　そんなやつらと戦うために僕みたいなカースト３軍の男がどうすればいいのか！？　を今日は僕なりにお話ししようかと思うよ！　

　一応、この作戦を取り出してからの成功率は7.5割あるから、ある程度の信頼性はあると思うんだ！　多分！　残りの2.5割の失敗については最後に伝えます。イケメン〇ね。

　それじゃ、まず最初にするべきことは？　

　うん。そうだね！　SWOT分析だね！　基本だね！　

　4P分析とかもいいと思うんだよね。マトリクスとかね、うん。自分を商品として客観的にみることが出来るよね！　

　冗談です！笑

必勝？法「ニーズ」を満たす。これに限る！！！

画像はこちらから引用:http://www.landerblue.co.jp/blog/?p=11396

　一番大切で、最初から付き合いだしてからもずっと必要な心持ちだと思うんだ！

　案外みんな出来ていないところだと思う。

　好きな相手を喜ばせたいがためにやったことが、実はこっちの「独りよがり」の満足になっていたりしないだろうか？　

　うひゃあ！　デートＯＫ来たぞ！　むほほ、そうやなぁやっぱりお洒落なお店の個室とか雰囲気あっていいだろうなぁ！　ぺやっwww

　うん、ここはやっぱり社会人らしく大人なドライブデートから行こうかな。女の子ってみんなドライブ好きだしね。あとマカロン。

　ちょっと待て童帝達よ。それは本当に相手が望んでいることなのだろうか！？　

　良く考えて欲しい！　よく考えて！　マジで！　漫画とかアニメの受け売りは現実じゃ上手くいかないんだよ！　立体の不思議！　

　相手の求めていることを、理解は出来ないにしても捉えようと努力する、分かってあげようとすることで見えてくるものはたくさんある！　そして見えてきた手順をしっかりとロジカルシンキングで論理的に考えていこうよ！

１．まずは相手がどんな人なのかしっかり考えよう！　

　おとなしい子、大人っぽい子、天真爛漫な子、男の娘。いろんな人がいると思うけど、そのイメージだけに囚われずにしっかりと相手のことをみないと最初のデートは難しい！　僕そう思う！　

　最初は、こういうところに連れて行ってあげたいなー、じゃなくて、この人は何が好きなんだろう？　喜んでくれるんだ？　っていう方向から考えるほうがいいと思う！　

 　本当に、結構こっちの押し付けになっちゃってると思うんだよねぇ。こっちの押し付けで初デートが上手くいくのはラノベの主人公だけなんや！　

２．初デート、そこで大丈夫？　

　初デートは一番大事だと思う。そこでこっちの印象のほとんどが決められてしまう、はず。初デートの記憶って結構残ってない？　気のせい？　

　最初に言ったような、お洒落な個室やドライブデートは相手のニーズを満たしていれば初手から超有効打を決められるんだけど、結構な博打になってしまう。相手の好きなことが出来る場所、好きな物が食べられる場所を選ぶことで相手の緊張も解けて良い空気が生まれるはずだ！　おそらく！　

　僕は、大人っぽくてクール、そしてお洒落な人をデートに誘ったときに、これまで話してた雰囲気や印象からお洒落なお店の半個室（カーテンで軽く仕切るタイプ）にした。しかし、これがまずかった。それは相手のニーズではなく、この子はこれなら喜ぶはず！　っていう僕の勝手な押し付けだった。

　そこで、「お酒入れば結構やかましいよ」との言質を取ったうえで、二回目はお洒落だけどガヤガヤしているオープンな雰囲気で立ち飲みができるお店にした。これが大正解！！！　個室だと声量が気になってあんまり素で話せなかった様子。

　ちょっとおしゃれ目のガヤガヤさんは結構おすすめ。お店の雰囲気が良いから喜んでもらえるし、賑やかなおかげで自然とお互いの声も大きくなって心を開けているように感じる！　

３．さぁ相手のニーズを見つけ出そう！　

　　初デートを相手の求めている通りに演出出来ればしめたもの！　次のデートも、その次も相手の求めているものを提供していこう！　

　　よくわからないときは、正直に「何が好き？」　とか聞いちゃっていいと思う。自分が楽しむよりも、相手を楽しませたい！　って姿勢をたまには伝えると効果的だと思うんだ。ステルスマーケティングだね！　（違うか。）

　僕は正直に、「もっとよく知りたいから好きな物教えて！」　みたいなことを言う。このクソ打算的な言葉が意外にも刺さるようで有効みたい。ものは言いよう、日本語をフルに活用して相手のニーズを引き出そう！　

　敢えて聞いて、教えてもらった内容をデートに盛り込むことで、「この間の話覚えててくれたのね！　素敵！　抱いて！」　となるはずだ！　やっはろー！

４．俺色に染まれ

　　相手のニーズをきちんと考えて、デートとかを提供していければ相手はこの人いいなぁ、と思って心を開いてくれるはず。そしたら次は何が気になるのか...多分、僕らのことを知りたいと思ってくれるんじゃないか！？　違うか！？　いや、そうだろう！　

　　僕はベルギービールが好き！　でも、世の大学生ってそこまでベルギービールに明るい人はいないよね、多分。そんな僕ならではの好みを共有することで、喜んでもらえました。相手の好きな物が知りたい、っていうニーズが生まれるくらいまで進めば凄く順調だよね！　「このお店、お気に入りなんだけど君にしか教えないんだぜ、べいべ。おういえ。」ってなれば、素敵！　抱いて！　ってなるはずだ！

　ちなみに僕の場合は、抱いて！　とはならなかった！　なんでや！　やっはろー！　

精神面での「潜在ニーズ」を見落とすな

　ちょっと話は変わるけど、僕の場合はこんなことがあった。

　なんとか告白できるまでに漕ぎつけ、いざ告白！　

　返事はＯＫ！！！　やったぁ！　やっはろー！　と思っていたのもつかの間、数日後にやっぱり考えさせて欲しいと言われた。

　頭の中は？？？だらけ。Why!? Japanese people!? 状態。

　落ち着いて理由を聞いてみると

　①前の彼氏と別れてまだ間もないからちょっと...

　②出会って一か月じゃお互いのこと知らないから不安...

　③お酒入れた後だったから、本心かどうかわからなくて...

　これを僕の脳内翻訳機にかけたら潜在ニーズが見えてきた

　①軽い人って思われないか不安（僕からも、それ以上に周りの友達とかからも）

　→昔こういうことがあってですね...（体験談で不安を取り除く）

　②まだ一か月じゃ決め手に欠けるなぁ。もっと魅力伝えてこいやおらぁ

　→付き合ってから知っていくのも有りじゃない？最初から何でも知ってるなんてありえないでござる！

　③ちょっと早とちり過ぎたかも。もっとよく考えたい。

　→ここは攻めの一手。考える時間を与えるな！

　　僕は、早かろうが遅かろうが、結局好きなら付き合うことになるんだし時期は関係ないんじゃない？　とか言って沈めた！笑

　上記の点を、→のような自分の実体験を織り交ぜながら解消することで相手は納得してくれた。（言いくるめた。笑）

　特に③は要注意だと思う。考える時間を与えることで、チャンスを逃してしまった経験みんなあるよね？　タイミングが重要ってよく言うけど、ほんとにその通りだと思う！　

絶対に満たせないニーズもある

　ただし、絶対に満たすことの出来ないニーズもある。

　それは...

　顔です。

　顔はもうどうしようもないです。

　最初に行った、2.5割の失敗の主要因です。ちくしょう。

　向こうのニーズとして、「小栗旬並み顔」　だとか、とにかくイケメンでなければならない！！！　ってのが占める割合が大きければそれはもうどうあがいたって無理です。

　最初から土俵の外にいます。取り組みすらさせてもらえません。

　あの子とイケメンがうっちゃりだなんだと楽しそうに取り組んでいる様を、永谷園の広告を持って周囲を回りながら見ることしか出来ません。

　他のニーズを満たして頑張って、それでも顔を求められたらもうしょうがないです。そんな面食い放っておいて次の人に行きましょう。イケメン〇ね。

　失敗の2.5割、相手の女の子たちは綾野剛や向井理のような塩顔が好みだった。

　対する僕は、特濃ソース顔。白黒写真を撮れば、顔の凹凸で目元は真っ黒に染まり、友達からは「お前と一日一緒にいると顔で胸焼けするわ」とまで言われる始末。

　存在がハナっからニーズの外側だったよ！！！号泣

最後に

　どんだけニーズを考えてもだめだ！　付き合えない！　おあまぁ！！！　

　そんな君たちに朗報だ。サマーレッスンっていうバーチャルリアリティで二次元の女の子と付き合えるゲームが発売されるぞ！　数万払えば確実に彼女が出来る！　やったぜ！！！

　美しい......。