新米ゲームPの白箱

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聲の形アニメ化決定!

 聲の形アニメ計画進行中!週刊マガジン最終話扉絵で判明!

 11/19発売の週刊少年マガジン59号で最終話を迎えた、「聲の形」がアニメ化されるそうです!様々な反響読んだ漫画だけあって、このアニメ化に際しても色々な声が上がりそうですね。私はとても好きな漫画なので本当に楽しみです。

 アニメ化企画進行中、とのことでまだキャストなどの情報については分かっていません。続報を楽しみに待ちましょう!

 

 聲の形ってどんな漫画?

 おそらく、この記事を見に来て下さった方の中には、「聲の形」ってどんな話だろう?と思っていらっしゃる方も多いと思います。そこで、ネタバレを最小限に抑えて私の感想とともに軽く紹介しようと思います。

 (講談社公式の無料立ち読みのリンクページを記事の一番下に張っています。あらすじ語りなんていいから読ませろ!という方は下までどうぞ!笑)

 

 退屈が大嫌いで毎日紛らわすためにハチャメチャな遊びをしまくっている少年・石田将也が通う小学校に聴覚障害を持つ少女・西宮硝子が転校してきたところからストーリーは始まります。

 世間一般が言う「普通」とは違う硝子に好奇心をそそられた将也は、彼女で退屈をなくそうと考えました。はじめはからかってみたり、軽いイタズラをするだけだったのですが、次第にエスカレートしていきクラスほぼ全員が関与する「いじめ」にまで発展してしまいます。(担任がくそ野郎です)

 

 とある事件から、自身の立場も危うくなってしまった将也。自分のせいで転校してしまった硝子の、幸せだったかもしれない小学生時代を奪ってしまったことに気付き、中学生になっても高校生になっても彼女への後悔と懺悔の念は消えませんでした。

 高校三年のある日、一度彼女に会って「決めよう」と思い立ち硝子の通う手話講習会へと乗り込みます。その二度目の出会いから、物語が展開していくのですが...。

 読んでて心が痛くなる青春ストーリーです。

 

 ここ最近読んだ漫画の中でも一番心を動かされた作品です。よく、泣ける。とか感動した。という声を聞きます。そのどれもが将也の硝子への贖罪に対するものです。

 しかし、私はちょっと違うことを感じています。登場人物達の心象、心の機微が本当に繊細に描かれているんです。読み手の心を刺し、えぐるように物語の世界へ引き込む、そんなキャラクター達一人一人の葛藤とひた向きさにあるんだと思います。

 私はあまり人と接するのが得意じゃないんですが(笑)、この漫画を読んで、あぁ良くも悪くも人は人と関わりながらじゃないと生きていけないんだなぁ...なんてことを思いました。

 過去のトラウマを掘り返すような再会や、衝突し砕けたはずの関係が次第に戻っていったり、予期せぬ新しい出会いに喜んだり戸惑ったり、様々な形での人との触れ合いが「聲」を通して描かれています。

 

 アニメ化前に漫画を読んでみてはいかがでしょう?

 こちらに無料立ち読みのリンクページを張っておきますから是非!

 


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