SHIROBAKO18話感想・考察「デスクの大変さを思い知るみゃーもり。万策尽きた!?」
SHIROBAKO18話、一言で言えば。
万策尽き...や、矢野さん!!!!!
内容はこちら
・新人声優奮闘記
・プロとプロ...?
・万策尽きた!?デスクみゃーもり正念場!
新人声優奮闘記!
今回、アリア役で出てきた新人声優の鈴木京子さん。
彼女の新人ならではのちょっと張り切りすぎて絡まってしまう頑張り、1クール目のみゃーもりを彷彿とさせましたね。自分の姿を思い出したのか、入れ込んでしまう姿もありましたし!笑
緊張が伝わってくる気持ち大き目な声の挨拶、監督の話に、ふんふん!と頷く姿。三女への気概が伝わってきます!しかし、少々気合いが空回ってしまい、オーバーな演技になっている様子。以前、ずかちゃんがガヤで同じようなことをしましたが、ガヤですらああなってしまうんです。アリアをやるとなれば相当入れ込みもしますよね。
気になるシーンは監督への質問と、音響監督とのやり取り。
「アリアの血液型は何型ですか?」と質問しましたよね?監督は意図が分からなかったようですが、おそらくアリアになりきって演技をする「憑依型」であるために詳細な情報はなんでも取り入れたかったのではないでしょうか。そして、おそらく「憑依型」だと音響監督は見抜いていたんだと思います。
上手くいかない鈴木さんと話をする音響さんですが、このとき鈴木さんを「アリア」と呼びました。そのまま「アリア」として話を続け、「捨てちゃったから」という台詞を引き出しました。
これは、鈴木さんが憑依型であるため、「アリアとしての自然な演技」を分からせてあげるための稲波さんなりの教育だったんでしょうね。
鈴木さんとして、アリアとしての自然な演技を身に着けることが出来ました。これが、声優の役決め会議で稲波さんが言った「私達で育てていく」ことなんだと思います。
プロとプロ...?
今回は真反対の性格のプロが出てきましたね。
「受けられる仕事はとりあえず受けるプロ?」と「一つの仕事を責任もってやり遂げるプロ」、薬師と大倉さんです。
タイタニックの方は、まともにその理由が5本掛け持ちによるオーバーワークって言うんだからもうプロとしてどうなのよ?笑
結果、バックれ。仕事を抱えていたなら断ればよかったのに、抱え込み過ぎて勝手にオーバーワーク、そして責任持てないから逃げる。みゃーもりとしては切羽詰まっていたので藁にもすがる思いだったのですが、見事に裏切られました。
平岡の「帳尻合わせ」とやらの弊害ですね。帳尻合わせって...せめて最低限のタスクをこなしたうえで落としどころを見つけるなら分かりますけど、適当に期日に済ませるなんてのは帳尻合わせとは言わないですよ。
一方、大倉さん。最初はさびれた居酒屋で酔いつぶれ、頑固なくせどうも適当なおっさんかと思ってました。実際、みゃーもりと渥美さんが大倉さん家に交渉に行ったところまではそうでしたよね。笑
むさアニ社長の丸山さんとどんな関係かは分かりませんが、仕事は受けてもらえることになりました。このとき、渥美さんとのやりとりではどちらもかっこよかったですね。
プロのプライドがあるから本当は自分でやりたいけど、最高の作品にするには自分の力が足りない。だから、プライドを捨て大倉さんへお願いする渥美さん。そんな渥美さんの気持ちを理解しながらも現在のCGなどの手法に嫌悪感があるのか、自らをロートルと卑下し打ちあわない大倉さん。しかし、最後には渥美さん、みゃーもりの熱意に動かされ?仕事を引き受けることに。
プロとプロのぶつかり合い、面白かったです。
最後、バックれたかと思わせつつきちんと仕事をするプロの姿を描いたところは、薬師との対比になっていて上手いなぁ...と思いました!
万策尽きた!?デスクみゃーもり正念場!
みゃーもりの成長が著しい。
ナベPからエースと呼ばれ、声優さん達との顔合わせでは監督との夫婦漫才で見事に和やかなムードをつくりあげました。そんなみゃーもりを稲波さんもエースとあだ名の様に呼びました。
場の雰囲気づくりや対人スキルは本当に化け物ですよね。二年目?嘘やん!
そしてちゃんと仕事も取ってくるし、スケジュールもきちんと管理する。新人二人を育てながら、自分も仕事を吸収していく。むさアニ全体のバランスを取るような役割も担っていますよね。
これはエースですわ...。
しちゃかちゃスタジオ、タイタニックとの連絡係として奔走し、大倉さんへの仕事の依頼も取ってくる。なんとかこなすべきタスクはこなし切ったはずでした。
しかし、タイタニックの薬師が責任をほっぽって逃亡、大倉さんも連絡がつかないという非常事態。さらにこれだけでは終わりません。井口さんからの質問、渥美さんからの「大倉さんに言伝を」というお願いに加え、やっぱりきたタローの十八番伝達ミス。重なるタスクにみゃーもりはパニックに陥り、ショートします。
しかし、ここで以前矢野さんに言われたことを思い出します。まずは、取り掛かれるところから、小さなところかコツコツとやっていけば終わるはず、と自らを奮い立たせ現在打てる手を打っておくよう指示します。
以前はここで逃避してコップ洗ってましたよね。笑
あのころから比べると凄まじい進歩です。
とりあえず、取り掛かれるところは抑えましたがそれでも手が回りません。人脈が足りず打つ手なし。途方に暮れて、先輩デスク本田さんの口草がでそうになったとき...
万策尽き.......
てなかった!!!このおみ足は...!!!?
矢野さぁん!!!大好きだ!!!
次回は、矢野さんが出ますよ!!!
みなさんお待ちかねですよね!!!
正座待機でお迎えしましょう!