17卒就活生に伝えたい第一志望から内定を取るために必要なたった一つの大事なこと。
6/1から17卒向けインターン情報が解禁したそうで
16卒の就活が山場にさしかからんとするこの6月から、まさかの17卒のインターン情報解禁。なんかもうしちゃかちゃでわけわかんないね。
twitterとかSNSでも大学の後輩たちが現実を受け入れられない様子。
そりゃそうだ。こっちの就活終わってないもん。笑
来年に就活に向けて、17卒のみんなは不安に駆られながら準備をしていくと思うんだけど、お願いだからヘンに焦って「就活塾」だとか、学生団体(笑)達が主催する肥溜めみたいな「就活セミナー」なんかに突撃しないで欲しい。
焦る気持ちは分かるけど、みんなの必死な想いや覚悟を餌にしてブクブク太る意識高い系(爆笑)の罠にだけはハマって欲しくない。
きちんと情報を選んで、自分で納得した上で行くならいいんだけど。(それでもオススメはしない。だってどこでも誰でも同じことしか言わないから。)
そんだけ必死なのは、無内定で就浪したくない!って気持ちよりも、この会社に行きたい!とかいい会社に入りたい!って願いがあるからだと思うわけで。
だから僕は今回、そんな「第一志望に行きたい!どうしてもこの会社に行きたい!」って願いを持つ17卒の就活生達に「第一志望」から内定を取るために必要な、たった一つの大事なことを伝えたい。
あ、今はまだそんなことまで考えてねーよ!って人も、いつか見つかったときにでも思い出して欲しい。多分、色々悩んで不安になったときに、救いになってくれる考え方だと思うから。
それは、
「将来の自分の姿をイメージすること」
これだけだと、その辺のボンクラ達が言っていることと同じっすね。笑
僕が言いたいのは、
「どこの国の、どの業界の、どの会社の、どの部署で、どんな商品・サービスを扱い、誰を・どこをターゲットにし、何を感じてもらい、どれくらいのお金を稼いで、どんな姿でいたいのか」
というところまでを具体的にイメージして欲しい。ということ。
あんま具体的じゃなくね?と思うかもしれないけど、就労経験のない大学生が背伸びをせずに想像できる限界値はこんくらいなんじゃないかなぁ、と思う。マーケティング戦略とかまで考え出したらキリないしね。
実際、僕はこの考え方を貫き、第一志望から内定を取った。同じ業界の会社数社からも内定を取ったし、少しは説得力があるんじゃないかなぁ、と思う。
ES、面接などのコツとかが知りたい人は他のところを参考にしたが良い。まぁ、このイメージが持ててない人がESや面接の対策をしたってしょうがないと思うけど。
業界と有名な会社が結びつきすぎてる
「広告で仕事したい!電通がいい!博報堂がいい!」
「外資!外資証券!うおおおお!」
「冒険的な事業を行っているベンチャーで、僕の論理的なロジカルシンキングの考え方を活かして仕事がしたいんだ。そうたとえばフリークアウトのようなね。」
は???
志望業界の中から取りえず上から順に志望しまくる人が多いのは本当のことで、そんなやり方で内定が取れるのはごく一部の超出来る人たちだけだ。まずは、自分がたいしたことないってことを自覚しよう。笑
先輩とかに、会社ごとの業務の違いや、カルチャー(笑)の違いとかをしっかり分析しろとって言われた。けど、そんな難しく考える必要はないと思う。だってさ、働いたことも無いのにそんな違い分かるわけないよね?
「違うの文字だけじゃねぇか!?ふざけんな!!!」
なんて思ってました。イメージ出来ないんだよなぁ。
結局は単純な話で、「その業界の、その会社のどこに惹かれたのか」でいいんだよね。
電通の他社とは違うなんちゃらかんちゃらのうんたらかんたらのソリューションが...
とかじゃなくて、
電通のスタンド・バイ・ミー ドラえもん良かったなぁ。決めた。
JR東日本企画ってポケモンのライセンス持ってんのかぁ。ポケモン好き。
でいいと思うんだよね。その一番素直な気持ちが大事だと思います。
ちなみに僕は、「SEGAとかじゃなくてうち(内定先は某ゲーム会社です)を選んだ理由は?」
と聞かれて、素直に「他の会社じゃ〇〇作ってないからです。任天堂で作ったら著作権でアウトじゃないっすか。」
とかいうアホみたいな返答をしました。ウケました。笑
もちろんきちんと理由は添えたけど!
働いている人だとか、環境もあるかもしれないけど、やっぱり理由になってくるのは「どんなサービスで、どんな人たちを笑顔にしているか」が大きいんじゃないかと思う。「何を作り、誰に届けるのか」ということ。
何を扱い、作り、それを誰に届けたいのか。を考えるのは大事
ドラえもんの映画で、子供たちを笑顔にする。
スプラトゥーンで子供や女性などのライトユーザー層にもゲームを楽しんでもらう。
何かを作り、扱うときはその対象となる相手がいて、その相手に何を感じて欲しいのかまで考えられてる。当然たいね。
でも、案外就活生で「誰をターゲットにするのか」まで考えが及んでいる人は少ない。特に、自分がやりたいと思っていることなら尚更。
こういうことやりたい!!!で止まってしまう。
それじゃあ、話を聴いている相手に「あぁ、これは実現できそうだ。」と思わせることは出来ない。
こういうことで、こんな人たちを、こういう要素で喜ばせたい!!!
ここまで考えて初めて、やりたいことは意味を持ち、形を伴うんだと思う。ターゲットを考えないなら、別に趣味でなんかやればいいだけの話だし。
みんながそれを仕事にしようと思ったのは、自分のその会社でやりたいことで、対象とする人を喜ばせて、その対価としてお金を貰う、稼ぎたいからじゃないすか?
なら、ただやりたいことだけじゃなくて、ターゲットやそのターゲットにとってのメリット(楽しみだったり満足感だったり?)とかもきちんと考えないと、「その会社でやりたいこと」には成り得ない、はず。
そのときの自分はどんな姿なのか
美人な奥さんと結婚して幸せ、くらいでいいんじゃない?(ほじほじ)
ここまで考えてたら、自然となんか浮かんでくると思うよ。そこまでイメージ出来るくらいもう考えられてるはず!
ここまで、先の自分を考えることなんてそうそうないから、ここまで考えられた人は多分どんな質問にもしっくりくる答えをスッと返せると思う。
なぜなら、過去、現在、そして未来の自分をしっかりと考えていなければここまでイメージ出来ないから。昔好きだったこと、今気になること、未来にはこうなってればいいなぁ、なんていろんなこと全てを結びつけた結果なんだよね。
ほんで、これがいわゆる自己分析というやつなんだと思う。
参考書などにある通りのテンプレな手順や質問に従うよりも、(子供のころ何が好きだった?みたいなやつ)あくまで自発的にフッと浮かんできたものを大切にするべきだと思う。テンプレ自己分析で出てきた要素は全力で頭からひねり出したものだったりするから、案外頭に残らずアドリブが効かない。
でも自分の内側から自然に出てきたものは、これが驚くほどすんなりと口から出てくる。色んな言い方や表現に形を変えて、スラスラと。だまされたと思ってやってみんしゃい!
最後に
僕は第一志望の会社のインターンに行き、その後選考を経て内定を取った。インターンは力試しにもなるし、大学じゃ出来ないことを色々経験出来るから是非行ってみるべきだと思う。
でも、それ以上に第一志望がある人がそこに挑戦することに価値がある。実際の会社の空気に触れ、働いている人たちを感じ、自分の憧れのサービスや製品を目の当たりにする。
そして、その会社に心底惚れ込んだなら、あとはイメージを具現化する勢いで。
ちなみに僕は、
「35歳くらいで、オンシャwwwのプロデューサー兼シナリオプランナーとして、コンシューマーの据え置きハードのゲームを作ります。
アクションアドベンチャー(詳しい内容は伏せるね)を作って、ターゲットには小学校中学年以上の子供と、大学生や20代の大人を考えています。子供には僕のゲームでごっこ遊びをして欲しいし、大学生や大人にとっては、失敗を恐れず夢や目標に向かって一歩を踏み出すその背中を押せるようなゲームであればいい。100万本はいきたいですね、数億の利益と2000万近い年収を得たいです。笑
それで声優の沼倉愛美さんみたいな美人な奥さんがいて、子供が僕のゲームをプレイして笑顔になってくれれば最高かなぁ、って。」
なんてことを言いました。面接官の方々は、さも愉快そうに聴いてくれましたね。この話についてだけで、面接時間の半分が経過しました。笑
「そこまで考えてんなら頑張るだけだな!」爆笑しながらそう言われたんだけど、まぁぶっちゃけ過ぎたよね。笑
なんやかんや偉そうなことを言ったけど、それは僕自身がセミナーとかに行ったことがあるから。お金を払って得た情報は、何も響いてこなかった。焦って色々試したみたけど、自分自身に軸や土台が無いのならそらぁ何も身に付くものなんてないよね。笑
こんな当たり前のことに気づいたのが6月。まさにこれからの時期だった。
6月に気付けば、十分間に合う。それどころか、自分の一番行きたいところに行くことが出来る。もちろん、そのあとでも大丈夫!
SPIとか、ESだとか色々と対策しなきゃ!と思うだろうけど、焦らずにたった一つの大事な考えを育てていって欲しいと思います。
「どこの国の、どの業界の、どの会社の、どの部署で、どんな商品・サービスを扱い、誰を・どこをターゲットにし、何を感じてもらい、どれくらいのお金を稼いで、どんな姿でいたいのか」
一つ...か、これは?????笑